2013-05-16(Thu)
イタリアの乗り物、その3(地下鉄、バス、トラム)
今回は公共交通機関をまとめてみました。最初は地下鉄です。ミラノの地下鉄は3路線です。M1(赤)、M2(緑)、M3(黄)となっています。地下鉄の路線図や乗り方は旅行ガイドにも書いてありますから、ここでは省きます。ミラノでの住居がM3の終点にあったこともあり、地下鉄は便利なので日常的に利用しました。そんなわけで、地下鉄を利用することが日常の出来事なので、あまり、写真を撮っていません。下記の写真左がミラノの地下鉄で、写真中はその地下鉄の中です。イタリア国鉄に比べると綺麗ですが、日本の地下鉄に比べると乗り心地はイマイチですね。写真右は開通したばかりのジェノヴァの地下鉄です。開通直後だったこともあり、駅も地下鉄車両も素晴らしく綺麗でした。この綺麗さをいつまで保てるのでしょうね。

次は、トラムです。北イタリアの街でトラムが走っているのは、ミラノ、トリノ、パドヴァ、ボローニャくらいだと思います。まず、北イタリア最大のトラム路線を持つミラノのトラムから紹介します。本当のことを言うと、地下鉄よりものんびりと走り、ゆっくりと窓の外が見えるトラムに乗る方がずっと好きでした。それに、目で場所を確認してから降りることもできます。一駅くらい乗り越しても、距離が短いので歩いて戻ってもたかが知れています。そのトラム路線の中でも、一番好きな路線はドゥオモ広場近くのトリノ通りからナヴィリオ運河近くのテチネーゼ門を通る路線でした。写真左と中はその路線のトラムです。左はドゥオモ広場近くのトリノ通りへ曲がるところです。写真中は、ちょうど、サンロレンツォ教会を過ぎたところです。ローマ時代の石柱の狭いところをぎりぎりで走っています。トラムの表面には良く宣伝が描かれています。香港でも同じですよね。写真右は、珍しくトラムの片側だけ化粧仕上げをしています。

ミラノのトラムの中には、レストラン・トラムがあります。何度か予約を入れたのですが、いつも予約がいっぱいで、一度も予約が取れたことがありません。でも、聞くところによると、料理はイマイチだそうです。写真左と中は、そのレストラン・トラムです。写真右は、トラムの整備工場です。別に、訪ねて行ったわけではないのですが、街歩きをしているときにたまたま見つけました。

ミラノ以外のトラムですが、写真左はトリノのトラムです。写真中はパドヴァで、写真右はボローニャです。いずれのトラムも、ミラノに比べるとすごく綺麗です。

トラムの次はバスです。ミラノではトラムに比べるとバスに乗る機会は少ないのですが、それでも、地下鉄駅から自宅までは歩いて20分以上でしたので、遊びすぎて疲れていた時、天気が悪い時はバス(写真左)を利用していました。ミラノのマルペンサ空港から市内までは便利な列車(マルペンサエクスプレス)もありますが、運賃の安いミラノ中央駅行バス(写真中)を利用するのが日常でした。写真右はバスの中の様子です。

地方のバスは、ほとんどが地方駅の駅前にバス停がありますので、駅構内にあるキオスクで行先を言ってバスのチケットを購入します。その時に、必ず、バス停の位置も確認することが大切です。写真左はアルプスの山がきれいに見えるトレントの駅前です。同じく、アルプスの麓の街ビエッラ駅前が写真中です。写真右はベルガモ駅前です。ここから丘の上にある旧市街行のバスに乗ります。

ノヴァーラは大きな街で、ここからオルタ湖への列車が出ていますが、午前中は列車の利用客が少ないので、イタリア国鉄のバス(写真左)がノヴァーラ駅前から出ています。写真中はジェノヴァの駅前です。団体用の観光バスが停まっています。写真右はパヴィアの駅前です。

市街地を走るバスは、駅前にバス停があるのですが、その駅から更に郊外の田舎の方へ行くバスは、駅からちょっと離れたところにあるオート・スタツィオーネから出ることがあります。そんな田舎に行くときはオート・スタツィオーネが何処にあるか事前に調べておく必要があります。写真左はコモのオート・スタツィオーネです。ノルド線のコモ駅の直ぐ傍にありました。写真中は西リヴィエラ海岸の大きな街サヴォーナです。写真右は、リグーリア州の中くらいの街サルザーナのオート・スタツィオーネです。ここからは田舎行のバスばかりなので、小さなバスがいっぱいありました。

最後に、街中のバスの写真です。写真左はヴェローナです。さすが観光客が多いですね。写真中はシチリアのタオルミーナです。旧市街から更に高いところにあるお城に行くバスです。写真右はリグ-リア州の山の上にある小さな村ヴェレーゼ・リグーレのバス停です。街の真ん中にあるお城にバス停があります。この写真は、典型的なイタリアの田舎街を捉えていて、好きな写真の一つです。

次回は、いよいよ、イタリア国鉄とイタリアの私鉄の写真です。



次は、トラムです。北イタリアの街でトラムが走っているのは、ミラノ、トリノ、パドヴァ、ボローニャくらいだと思います。まず、北イタリア最大のトラム路線を持つミラノのトラムから紹介します。本当のことを言うと、地下鉄よりものんびりと走り、ゆっくりと窓の外が見えるトラムに乗る方がずっと好きでした。それに、目で場所を確認してから降りることもできます。一駅くらい乗り越しても、距離が短いので歩いて戻ってもたかが知れています。そのトラム路線の中でも、一番好きな路線はドゥオモ広場近くのトリノ通りからナヴィリオ運河近くのテチネーゼ門を通る路線でした。写真左と中はその路線のトラムです。左はドゥオモ広場近くのトリノ通りへ曲がるところです。写真中は、ちょうど、サンロレンツォ教会を過ぎたところです。ローマ時代の石柱の狭いところをぎりぎりで走っています。トラムの表面には良く宣伝が描かれています。香港でも同じですよね。写真右は、珍しくトラムの片側だけ化粧仕上げをしています。



ミラノのトラムの中には、レストラン・トラムがあります。何度か予約を入れたのですが、いつも予約がいっぱいで、一度も予約が取れたことがありません。でも、聞くところによると、料理はイマイチだそうです。写真左と中は、そのレストラン・トラムです。写真右は、トラムの整備工場です。別に、訪ねて行ったわけではないのですが、街歩きをしているときにたまたま見つけました。



ミラノ以外のトラムですが、写真左はトリノのトラムです。写真中はパドヴァで、写真右はボローニャです。いずれのトラムも、ミラノに比べるとすごく綺麗です。



トラムの次はバスです。ミラノではトラムに比べるとバスに乗る機会は少ないのですが、それでも、地下鉄駅から自宅までは歩いて20分以上でしたので、遊びすぎて疲れていた時、天気が悪い時はバス(写真左)を利用していました。ミラノのマルペンサ空港から市内までは便利な列車(マルペンサエクスプレス)もありますが、運賃の安いミラノ中央駅行バス(写真中)を利用するのが日常でした。写真右はバスの中の様子です。



地方のバスは、ほとんどが地方駅の駅前にバス停がありますので、駅構内にあるキオスクで行先を言ってバスのチケットを購入します。その時に、必ず、バス停の位置も確認することが大切です。写真左はアルプスの山がきれいに見えるトレントの駅前です。同じく、アルプスの麓の街ビエッラ駅前が写真中です。写真右はベルガモ駅前です。ここから丘の上にある旧市街行のバスに乗ります。



ノヴァーラは大きな街で、ここからオルタ湖への列車が出ていますが、午前中は列車の利用客が少ないので、イタリア国鉄のバス(写真左)がノヴァーラ駅前から出ています。写真中はジェノヴァの駅前です。団体用の観光バスが停まっています。写真右はパヴィアの駅前です。



市街地を走るバスは、駅前にバス停があるのですが、その駅から更に郊外の田舎の方へ行くバスは、駅からちょっと離れたところにあるオート・スタツィオーネから出ることがあります。そんな田舎に行くときはオート・スタツィオーネが何処にあるか事前に調べておく必要があります。写真左はコモのオート・スタツィオーネです。ノルド線のコモ駅の直ぐ傍にありました。写真中は西リヴィエラ海岸の大きな街サヴォーナです。写真右は、リグーリア州の中くらいの街サルザーナのオート・スタツィオーネです。ここからは田舎行のバスばかりなので、小さなバスがいっぱいありました。



最後に、街中のバスの写真です。写真左はヴェローナです。さすが観光客が多いですね。写真中はシチリアのタオルミーナです。旧市街から更に高いところにあるお城に行くバスです。写真右はリグ-リア州の山の上にある小さな村ヴェレーゼ・リグーレのバス停です。街の真ん中にあるお城にバス停があります。この写真は、典型的なイタリアの田舎街を捉えていて、好きな写真の一つです。



次回は、いよいよ、イタリア国鉄とイタリアの私鉄の写真です。
スポンサーサイト