2011-01-15(Sat)
ストレーザ
初めてマッジョーレ湖を訪ねました。湖畔のリゾート地ストレーザまでイタリア国鉄で行き、マッジョーレ湖のボッロメーオ諸島とマッジョーレこの湖畔の景色が今回のお目当てです。これまで、何度かマッジョーレ湖西岸を列車で通過して、その度にボッロメーオ諸島を車窓から見ていたのですが、やっと、間近に見ることが出来ました。
ストレーザとマッジョーレ湖は、ほんの100年前まで、ミラノのヴィスコンティ家とボッロメーオ家の領地だったのです。要するに、それまで、漁師は除いて、この美しい景色は彼らに独占されていたことになります。

この美しい景色の湖には、ミラノから1時間ちょっと列車に乗れば着いてしまうのです。朝の9時過ぎにストレーザの駅に到着して、ゆっくりと歩いて、湖の畔のマルコーニ広場に着いた頃は、まだ、観光客も少なく、湖もひっそりとしていました。直ぐに遊覧船(イソーラ・ベッラ往復で6.8ユーロ)に乗りボッロメーオ諸島に向かうと、大きな遊覧船には観光客が30人ほどしか乗っていません。まだ暑くなる前で、朝の風がさわやかな日でした。

ボッロメーオ家がこの島を所有したのは12世紀で、ボッロメーオ伯爵が、この素晴らしい宮殿を奥さんのために建てたのは18世紀になってからです。ナポレオンも招待された素晴らしい宮殿は、なんと形容したら良いのかわかりません。ただただ、“素晴らしい”の一言です。特に、貝殻を使ったモザイクの部屋は、まるで海の底のようです。

宮殿から外に出ると、またまた、素晴らしい庭があります。この庭は、宮殿の内部より、更に美しいと感じました。綺麗に区画された庭に数々の彫刻と綺麗に配置された花と植物がマッチしています。それに加えて、庭に放たれている真っ白な孔雀と周りの素晴らしい背景が、この庭の美しさを更に盛り上げています。これこそ、イソーラ・ベッラです。


ボッロメーオ諸島ですから、島はイソーラ・ベッラだけではありません。イソーラ・ディ・ペスカトーレとイソーラ・マードレと併せて3つの島がボッロメーオ諸島と呼ばれています。遊覧船はこの3つの島を巡るコースとイソーラ・ベッラだけの往復があります。しかし、何といっても見所はイソーラ・ベッラですから、他の島はパスしてしまいました。ストレーザに戻り、マッジョーレ湖畔の道をカルチアーノ方面に歩きました。この散歩道から見るマッジョーレ湖が一番美しいと言われています。

カルチアーノから、標高1491メートルのモッタローネ山にロープウェイが出ています。最後の100メートルはロープウェイからリフトに乗換えます。全部で所要時間20分くらいですが、さすがに、頂上は気温が下がります。しかし、山頂では360度のパノラマが待っています。ここは、ストレーザにきたら絶対に来るべきです。マッジョーレ湖はもちろんのこと、隣のオルタ湖とそこに浮かぶサンジュリオ島までを見渡すことが出来ます。

帰りのロープウェイは、登りに比べて比較的に空いていたので景色が良く見えました。ロープウェイからマッジョーレ湖に浮かぶイソーラ・ベッラがとても綺麗に見えます。これも見逃せない景色です。

ミラノからストレーザまでは、午前8時にミラノ中央駅から1本と午前9時にポルタ・ガリバルディから1本の普通列車があります。その他に、ミラノ中央駅からユーロスター・シティが2本あります。所要時間はミラノ中央駅から普通列車で1時間5分、ユーロスター・シティで55分、ポルタ・ガリバルディからだと1時間15分となります。料金は、普通列車で6.05ユーロ、ユーロスター・シティで13.5ユーロです。時刻表を調べて、都合の良い時間に出る列車を決めてください。
ミラノへの戻りは、夜の10時過ぎまで1時間に少なくとも1本のミラノ中央駅或いはポルタ・ガリバルディ行きの普通列車とミラノ中央駅行きのユーロスター・シティがありますので、好きな時間に戻ることが出来ます。
ここも、行くのが簡単ですから、列車や時間を気にせずに、ミラノから気楽に行くことが出来る観光地です。
ストレーザとマッジョーレ湖は、ほんの100年前まで、ミラノのヴィスコンティ家とボッロメーオ家の領地だったのです。要するに、それまで、漁師は除いて、この美しい景色は彼らに独占されていたことになります。



この美しい景色の湖には、ミラノから1時間ちょっと列車に乗れば着いてしまうのです。朝の9時過ぎにストレーザの駅に到着して、ゆっくりと歩いて、湖の畔のマルコーニ広場に着いた頃は、まだ、観光客も少なく、湖もひっそりとしていました。直ぐに遊覧船(イソーラ・ベッラ往復で6.8ユーロ)に乗りボッロメーオ諸島に向かうと、大きな遊覧船には観光客が30人ほどしか乗っていません。まだ暑くなる前で、朝の風がさわやかな日でした。



ボッロメーオ家がこの島を所有したのは12世紀で、ボッロメーオ伯爵が、この素晴らしい宮殿を奥さんのために建てたのは18世紀になってからです。ナポレオンも招待された素晴らしい宮殿は、なんと形容したら良いのかわかりません。ただただ、“素晴らしい”の一言です。特に、貝殻を使ったモザイクの部屋は、まるで海の底のようです。



宮殿から外に出ると、またまた、素晴らしい庭があります。この庭は、宮殿の内部より、更に美しいと感じました。綺麗に区画された庭に数々の彫刻と綺麗に配置された花と植物がマッチしています。それに加えて、庭に放たれている真っ白な孔雀と周りの素晴らしい背景が、この庭の美しさを更に盛り上げています。これこそ、イソーラ・ベッラです。






ボッロメーオ諸島ですから、島はイソーラ・ベッラだけではありません。イソーラ・ディ・ペスカトーレとイソーラ・マードレと併せて3つの島がボッロメーオ諸島と呼ばれています。遊覧船はこの3つの島を巡るコースとイソーラ・ベッラだけの往復があります。しかし、何といっても見所はイソーラ・ベッラですから、他の島はパスしてしまいました。ストレーザに戻り、マッジョーレ湖畔の道をカルチアーノ方面に歩きました。この散歩道から見るマッジョーレ湖が一番美しいと言われています。



カルチアーノから、標高1491メートルのモッタローネ山にロープウェイが出ています。最後の100メートルはロープウェイからリフトに乗換えます。全部で所要時間20分くらいですが、さすがに、頂上は気温が下がります。しかし、山頂では360度のパノラマが待っています。ここは、ストレーザにきたら絶対に来るべきです。マッジョーレ湖はもちろんのこと、隣のオルタ湖とそこに浮かぶサンジュリオ島までを見渡すことが出来ます。



帰りのロープウェイは、登りに比べて比較的に空いていたので景色が良く見えました。ロープウェイからマッジョーレ湖に浮かぶイソーラ・ベッラがとても綺麗に見えます。これも見逃せない景色です。



ミラノからストレーザまでは、午前8時にミラノ中央駅から1本と午前9時にポルタ・ガリバルディから1本の普通列車があります。その他に、ミラノ中央駅からユーロスター・シティが2本あります。所要時間はミラノ中央駅から普通列車で1時間5分、ユーロスター・シティで55分、ポルタ・ガリバルディからだと1時間15分となります。料金は、普通列車で6.05ユーロ、ユーロスター・シティで13.5ユーロです。時刻表を調べて、都合の良い時間に出る列車を決めてください。
ミラノへの戻りは、夜の10時過ぎまで1時間に少なくとも1本のミラノ中央駅或いはポルタ・ガリバルディ行きの普通列車とミラノ中央駅行きのユーロスター・シティがありますので、好きな時間に戻ることが出来ます。
ここも、行くのが簡単ですから、列車や時間を気にせずに、ミラノから気楽に行くことが出来る観光地です。
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