2011-05-28(Sat)
イタリアの観光地のランキング、その9(管理された観光地)
先日、「ツーリスト」という映画を見ました。ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリー主演で、期待していなかったですが、それに反してとても面白い映画でした。主演の2人も良かったのですが、ヴェネツィアの風景と時々出てくる“イタリア語”がとても懐かしく、楽しめました。話は変わって、つい最近、「ジュリエットへの手紙」という映画が封切りされました。まだ、見ていないのですが、この映画ではヴェローナとトスカーナ地方が出てくるそうです。この映画も見たいですね。
ヴェローナは、この映画に限らず、テレビでも良く出てきます。NHKでも“ジュリエットへの手紙”を題材にしたヴェローナの紹介番組(世界遺産への招待状)がありました。ヴェローナはそれほど良いところなのです。それなのに、このブログのランキングでは一度も出てきていません。イタリアは素晴らしいところが多すぎると言ってしまえば、それで終わりですが、いつものように、無理やりにでも、ヴェローナが出てくるようなランキングを考えました。
このブログのヴェローナの紹介にもありますように、ヴェローナで一番印象に残っているのは、夏の夜の野外オペラですが、ヴェローナ以外で野外オペラを見ているわけではないので順位は付けられません。次に印象深かったのは、その市街地における観光地としての質の高さです。質を高く保つには、大きすぎず、小さすぎず、立ち並ぶ歴史的建築物とその街の伝統的な雰囲気を維持し、正しく管理できるくらいの大きさの市街地でなくてはいけません。今回はそのように管理されている市街地をランキングしました。
1. ヴェローナ市街地

それほど大きくない市街地の中には、ローマ時代の遺跡から、中世のお城、ロミオとジュリエット時代の中世の建物、ヴェネツィア時代の建物がそろっていて、しかも、ヴェローナ独特の雰囲気の中に纏まっています。市街地のどこを歩いても、ここはヴェローナなのです。その上、ロミオとジュリエットの物語は、この街全体にロマンチックなムードを漂わせています。ここを訪ねた全ての観光客は、この街のムードに酔ってしまいます。
2. シエナ市街地

シエナもヴェローナと甲乙を付けがたい素晴らしい市街地でしたが、ここにはロミオとジュリエットがいないために、街の雰囲気の差で2位となってしまいました。但し、ドゥオモとカンポ広場は、ヴェローナよりも上です。
3. アッシジ市街地

アッシジは、“その3”の景色及び“その5”の旧市街でもランキングしています。“その5”で写真を省いていますので、素晴らしい城壁内の市街地の写真をここにつけました。この街に着いたのは夜の9時過ぎで、人通りも少ない真っ暗な城壁内の石畳の道を歩いてホテルに向かった時は、まるで中世にタイムスリップしたようでした。早起きして誰もいない街を散策したことも強く印象に残っています。本当に美しい街です。
4. マントヴァ市街地

マントヴァ駅からメインストリートを歩き、エルベ広場を抜けてソルデッロ広場までの道筋は大好きです。ソルデッロ広場からドゥカーレ宮殿を通ってサンジョルジョ城まで続き、その先にある湖まで歩くと、この市街地の素晴らしさを満喫できます。もちろん、その周辺に広がる中世の街並みも見逃せません。
5. ウルビーノ市街地

“その5”の旧市街でも3位に入れました。ラファエロの街、ウルビーノの城壁の中はラファエロの生まれたときのままです。坂の多い丘の上の城壁に囲まれた市街地は、そのままで絵になります。夕立が通り過ぎた後のすがすがしい澄んだ空気の中で見た市街地の全貌は忘れられません。
上記の5つの市街地は、全てが世界遺産に登録されています。その素晴らしさは、世界遺産に登録されただけの価値があると思います。名所旧跡めぐりも良いのですが、市街地の雰囲気を感じながら街歩きするのも、世界遺産の味わい方だと思います。それがまさに、「ふれあい街歩き」なのです。
でも、イタリアは世界遺産だけではありません。この次のランキングは、世界遺産に登録されていない素晴らしいイタリアをランキングするつもりです。お楽しみに。
ヴェローナは、この映画に限らず、テレビでも良く出てきます。NHKでも“ジュリエットへの手紙”を題材にしたヴェローナの紹介番組(世界遺産への招待状)がありました。ヴェローナはそれほど良いところなのです。それなのに、このブログのランキングでは一度も出てきていません。イタリアは素晴らしいところが多すぎると言ってしまえば、それで終わりですが、いつものように、無理やりにでも、ヴェローナが出てくるようなランキングを考えました。
このブログのヴェローナの紹介にもありますように、ヴェローナで一番印象に残っているのは、夏の夜の野外オペラですが、ヴェローナ以外で野外オペラを見ているわけではないので順位は付けられません。次に印象深かったのは、その市街地における観光地としての質の高さです。質を高く保つには、大きすぎず、小さすぎず、立ち並ぶ歴史的建築物とその街の伝統的な雰囲気を維持し、正しく管理できるくらいの大きさの市街地でなくてはいけません。今回はそのように管理されている市街地をランキングしました。
1. ヴェローナ市街地



それほど大きくない市街地の中には、ローマ時代の遺跡から、中世のお城、ロミオとジュリエット時代の中世の建物、ヴェネツィア時代の建物がそろっていて、しかも、ヴェローナ独特の雰囲気の中に纏まっています。市街地のどこを歩いても、ここはヴェローナなのです。その上、ロミオとジュリエットの物語は、この街全体にロマンチックなムードを漂わせています。ここを訪ねた全ての観光客は、この街のムードに酔ってしまいます。
2. シエナ市街地



シエナもヴェローナと甲乙を付けがたい素晴らしい市街地でしたが、ここにはロミオとジュリエットがいないために、街の雰囲気の差で2位となってしまいました。但し、ドゥオモとカンポ広場は、ヴェローナよりも上です。
3. アッシジ市街地



アッシジは、“その3”の景色及び“その5”の旧市街でもランキングしています。“その5”で写真を省いていますので、素晴らしい城壁内の市街地の写真をここにつけました。この街に着いたのは夜の9時過ぎで、人通りも少ない真っ暗な城壁内の石畳の道を歩いてホテルに向かった時は、まるで中世にタイムスリップしたようでした。早起きして誰もいない街を散策したことも強く印象に残っています。本当に美しい街です。
4. マントヴァ市街地



マントヴァ駅からメインストリートを歩き、エルベ広場を抜けてソルデッロ広場までの道筋は大好きです。ソルデッロ広場からドゥカーレ宮殿を通ってサンジョルジョ城まで続き、その先にある湖まで歩くと、この市街地の素晴らしさを満喫できます。もちろん、その周辺に広がる中世の街並みも見逃せません。
5. ウルビーノ市街地



“その5”の旧市街でも3位に入れました。ラファエロの街、ウルビーノの城壁の中はラファエロの生まれたときのままです。坂の多い丘の上の城壁に囲まれた市街地は、そのままで絵になります。夕立が通り過ぎた後のすがすがしい澄んだ空気の中で見た市街地の全貌は忘れられません。
上記の5つの市街地は、全てが世界遺産に登録されています。その素晴らしさは、世界遺産に登録されただけの価値があると思います。名所旧跡めぐりも良いのですが、市街地の雰囲気を感じながら街歩きするのも、世界遺産の味わい方だと思います。それがまさに、「ふれあい街歩き」なのです。
でも、イタリアは世界遺産だけではありません。この次のランキングは、世界遺産に登録されていない素晴らしいイタリアをランキングするつもりです。お楽しみに。
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