--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-12-18(Sat)

アレッツォ

アッシジからフィレンツェ行きの普通列車に乗り、途中駅のアレッツォで降りました。アレッツォはイタリアの名画「ライフ・イズ・ビューティフル」の舞台となった街です。それだけの理由でこの街にはいつか来たいと考えていました。しかし、調べていくうちに、この街も立派な観光地であることもわかってきて、ついに降りてしまったのです。

アレッツォの駅を降りて、メインストリートであるブランド店も並んでいるイタリア通りを真直ぐに進み、グランデ広場を目指しました。グランデ広場も「ライフ・イズ・ビューティフル」に出てきます。グイドが自転車に乗ってこの広場を走り抜けるシーンがありました。“ボン・ジョルノ・プリンチペッセ”とどこからか聞こえてくるような気がします。でも、天気の良いこの日は、たくさんの観光客や街の人が広場のカフェやお土産屋に群がっているので、映画のようなわけには行きません。それでも、「ライフ・イズ・ビューティフル」のパネルを広場の隅にあるポルチコの柱で見つけたときは感激しました。
18072010_AR06_アレッツォ・グランデ広場_004 18072010_AR06_アレッツォ・グランデ広場_003 18072010_AR06_アレッツォ・グランデ広場_002

アレッツォは「ライフ・イズ・ビューティフル」だけではありません。観光地としても素晴らしいのです。シエナのカンポ広場ように勾配のあるグランデ広場は、古い建物で囲まれて、広場に面したポルチコの下にはカフェが並んでいます。イタリアの広場の中でも素晴らしさでは上位に入ると思います。
18072010_AR06_アレッツォ・グランデ広場_007 18072010_AR06_アレッツォ・グランデ広場_012 18072010_AR06_アレッツォ・グランデ広場_016

そのグランデ広場の一角に見えるのがピエーヴェ・ディ・サンタ・マリア教会の後陣です。後陣にもピサ・ルッカ様式の連続開廊アーチを見ることが出来ますが、イタリア通りに面した正面には40もの連続開廊アーチをもつファサードがあります。
18072010_AR06_アレッツォ・グランデ広場_015 18072010_AR04_サンタ・マリア教会_001 18072010_AR04_サンタ・マリア教会_002

イタリア通りには古い宮殿もあります。また、お城の一画のような遺構があり、この通りが、この街の歴史を一番感じる場所です。更に進むと公園の先にこの街を取り囲む城壁があります。緑豊かな公園は、夏の日差しを遮る木々が茂っていて、街の人の憩いの広場となっています。公園の直ぐ横にある盛り上がった城壁はフォルテッツァと呼ばれる五角形の要塞です。まるで、日本のお城の石垣のようです。
18072010_AR03_アレッツォ・イタリア通り_002 18072010_AR05_アレッツォ・イタリア通り_003 18072010_AR05_アレッツォ・イタリア通り_008
18072010_AR08_アレッツォ・城壁公園と景色_005 18072010_AR08_アレッツォ・城壁公園と景色_010 18072010_AR07_アレッツォ・フォルテッツァ_006

フォルテッツァと反対側にはアレッツォのカテドラーレが見えます。この14世紀に建てられたゴシック建築は、人口10万人の街にふさわしい大きな大聖堂です。この大聖堂の中には2つの貴重なモニュメントがあります。一つは入口の左奥にある礼拝堂の青と白の陶磁で創られたキリストの磔像(暗くてうまく写真を撮れません)で、もう1つは正面に向かって左の壁にあるマグダラのマリアのフレスコ画です。こんな美しい顔をしたマグダラのマリアの絵は初めて見ました。
18072010_AR08_アレッツォ・城壁公園と景色_012 18072010_AR09_アレッツォ・カテドラーレ_002 18072010_AR09_アレッツォ・カテドラーレ_011

この街のインフォメーションで話を聞くと、この街にはフレスコ画で有名な教会が2つあるそうです。インフォメーションの人に、それを見るように強く薦められて、まず、カテドラーレに近い、13世紀に建てられた小さなゴシック建築のサン・ドメニコ教会に行きました。古いフレスコ画なのでダメージはあるものの素晴らしいフレスコ画には驚かされました。
18072010_AR10_アレッツォ・カテドラーレ広場_010 18072010_AR13_アレッツォ・サンドメニコ教会と広場_001 18072010_AR13_アレッツォ・サンドメニコ教会と広場_008

次は、駅のほうに戻ったところにある14世紀に建てられ15世紀に拡張されたと言われるサン・フランチェスコ教会です。ここは、教会内がほとんどフレスコ画で埋め尽くされています。特に、後陣のフレスコ画が有名で、入場料を払うと後陣のガイドツァーに参加できます。ガイドツァーがある場合は、ほとんどのところが撮影禁止なのですが、ここも同じです。ところが、それと知らずに撮影をしていましたところ注意されてしまいました。それもあって、ガイドツァーはパスして出てきてしまいました。
18072010_AR14_アレッツォ・サンフランチェスコ教会_001 18072010_AR14_アレッツォ・サンフランチェスコ教会_006 18072010_AR14_アレッツォ・サンフランチェスコ教会_008

駅に向かって戻る方向に進んでいましたので、最後に、駅の直ぐ近くにあるローマ時代の円形闘技場の遺跡に向かいました。ここの円形闘技場は、ルッカやアッシジと違って、本当の遺跡です。保存状態はそれほど良くないのですが、一部の観客席はまだ使えるようです。闘技場内には仮設の舞台が設けられ、周りには照明もつけられているので、定期的に、ここで野外ステージを行っているようです。
18072010_AR16_アレッツォ・円形闘技場_008 18072010_AR16_アレッツォ・円形闘技場_002 18072010_AR16_アレッツォ・円形闘技場_004

ぐるりとアレッツォの街を1周しただけですが、見所がいっぱいで期待以上でした。やはり、この街は「ライフ・イズ・ビューティフル」だけではなかったのです。

アッシジからアレッツォまでは2時間間隔で走っている普通列車で1時間半弱です。料金は6.2ユーロでした。アレッツォの駅からグランデ広場までは歩いても10分かかりません。バスも乗りませんから無駄な時間もなく効率的に街を歩き廻ることが出来ます。アレッツォからフィレンツェまでは、1時間間に2,3本の普通列車が走っています。所要時間は1時間~1時間30分で料金は5.8ユーロとなります。フィレンツェはサンタ・マリア・ノッヴェーラ駅に到着しますので、ミラノに戻るユーロスターへの乗換にも便利です。ですから、アレッツォだけなら、ミラノからの日帰り旅行も楽しむことが出来ます。
ミラノとフィレンツェ間は、ユーロスターが便利です。1時間間隔以上の本数があり、所要時間は1時間45分で、料金は51ユーロです。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

素晴らしい

来年イタリアへ行くときに参考にさせて頂きます。
ありがとうございます。
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
プロフィール

matsuohj (パパロンチーノ)

Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
検索フォーム
カテゴリー名や都市名を記入して、読みたいブログを検索して下さい。
全記事表示リンク
イタリア赴任中に訪ねた115ヶ所の街や村のブログもリストされています。

全ての記事を表示する

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2カウンター
ブログの訪問者数です。
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
海外情報
339位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ヨーロッパ
87位
アクセスランキングを見る>>
にほんブログ村ランキング
クリックしてください
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。