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2013-02-14(Thu)

街歩きのコツ(イタリアの動物)、その7

イタリアの街歩きで犬はしょっちゅう見かけました。イタリア人は日本人と同じくらい動物が好きなのです。小さな犬だけでなく、とても大きな犬を散歩させているお年寄りを何度も見かけました。地下鉄や列車はもちろんのこと、レストランにも愛犬を連れてくる人がたくさんいました。でも、吠えたり暴れたりする犬はほとんど見たことがありませんので、行儀よく躾けられているのだと思います。しかし、そんな飼い犬だけでなく、飼い主に捨てられた犬もいっぱいいます。私の住んでいたところの傍に、捨てられた犬たちを保護する施設がありました。そこに行くと、寂しそうに吠えている犬がたくさん収容されていました。どこの国でも同じですね。

最初の3枚は街歩きで見かけた放し飼いの犬たちの写真です。左の写真はカプリ島で見かけた玄関の扉越しに愛を語り合うロミオとジュリエットです。お似合いの2匹でした。真ん中の写真は、真夏のポンペイ遺跡の中で涼を取って眠っている犬です。右の写真は、アルバ地方のバローロ村で見かけた猟犬です。多分、この犬たちが白トリフを探し当てるのだと思います。
001-01-09072009_03_カプリ島_082 001-02-10072009_03_ポンペイ_025 001-03-17042010_07_バラーロ_010

次は猫です。街で見かけた猫の数は、犬よりも多かったと思います。特に小さな街には、必ずと言っていいほど猫を見かけました。上側左の写真は、城壁に囲まれたチェルヴォの街で見かけた飼い猫です。上側中の写真はポントレモーリの旧市街で見かけた鋭い目の真っ黒な猫です。まるで中世から生きていたような猫でした。上側右の猫は、ナポリの卵城傍の海岸で寛いでいました。城壁に囲まれた街ドッツァのお城の中の猫は、お城を観光している間ずっと一緒でした(下側左の写真)。セッラルンガ・ダルバのお城にも猫が住んでいました(下側中の写真)。下側右の写真は、西リヴィエラ海岸の小さな街ノーリで出迎えてくれた真っ白で上品な猫です。
002-01-02052010_09_チェルヴォ街並_019 002-02-11042010_17_ポントレモーリの猫_002 002-03-11072009_01_ナポリ_101
002-04-11072010_02_Dozza城_029 002-05-17042010_08_セッラルンガ・ダルバ_003 002-06-30012010_13_ノーリ街並_01

イタリアには鳥もいっぱいいます。湖に行くと、畔は鳥の天下です。上側左はガルダ湖に漂う鳥たちです。上側中の写真はタオルミーナです。上側右の悠々と漂っているハクチョウは、川の中にある小さくて美しいボルゲット村で見かけました。下側左の見事な白孔雀は、マッジョーレ湖に浮かぶイソーラ・ベッラの宮殿の庭にいました。下側中の写真は、ミラノのカフェにパンくずを食べに来た雀です。下側右の写真は、ミラノ郊外で見かけた美しい野性の雉です。ちなみに、この直ぐ傍にはライフルで狩りをしている人がいました。
003-01-04102009_02_ガルダ湖_04 003-02-06062010_01_タオルミーナ_034 003-03-19062010_02_ボルゲット_005
003-04-08082010_10_イソラ・ベッラ庭園の白孔雀_003 003-05-20062010_04_カフェ_001 003-06-20092009_05_野鳥_02

田舎に行くと家畜がいます。ミラノ郊外にも乳牛、ヤギや羊を良く見かけます。さすがはチーズの国ですね。上側左の写真は、ミラノからバスで30分ほど行った小さな街の古い農家にいた乳牛です。上側中は、ボルツァーノ郊外の山岳地レノンで放牧されていた乳牛です。牛の表情が大分違うような気がします。上側右の写真は、チヴァーテの人里離れた山の上の修道院を訪ねたときに見かけた羊です。カランカランと鈴の音が鳴っていました。下側左の写真は、ローマ時代の街道を歩いていた時に見かけたオカッパ頭の可愛い馬です。下側中は、山の中の小さな村ミッレシモでゆったりと寛いでいる馬です。下側右はカステラルクォートの旧市街をちょっと外れたところにいたロバ君です。
004-01-27092009_07_古い農家_02 004-02-13062010_03_レノン_047 004-03-19092009_05_ポッツオ村・午前中_05
004-04-31072010_15_古代ローマの街道・馬_001 004-05-27032010_M07_ミッレシモ・ポンテ・ヴェッキオと周辺_012 004-06-14032010_C03_カステラルクァート街並_29

本日最後の3枚は、馬車の写真です。イタリアの観光地には馬車があります。ローマやフィレンツェでも見かけますね。左の写真はジェノヴァの港にある観光用の馬車です。中の写真はボルツァーノで見かけた馬車ですが、観光用ではないようです。シルクハットを被ってパーティにでも行くのでしょう。右の写真は、シチリアのタオルミーナで見かけた綺麗に飾り付けられた馬車です。結婚式でしょうね。それにしても、馬車を曳いている馬にとってはかなり重いでしょうね。
005-01-14112009_01_ジェノヴァ_033 005-02-ボルツァーノ_100 005-03-05062010_01_タオルミーナ_067

これで、イタリアの動物たちの特集は終わりです。次回からは、各街で見かけた。奇妙なモニュメントを特集してみます。
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Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

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