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2010-09-29(Wed)

ナポリ

まだ、3泊4日の旅の2日目です。
ポンペイの観光を終えて、列車でナポリに戻り、疲れた足を引きずりながら、ナポリの下町を歩き回りました。ナポリは初めてなのですが、何故か、慣れ親しんだ東南アジアの匂いのする懐かしさを感じました。ゴミは捨て放題、どこに行っても人はいっぱい、狭い路地裏に3人乗りの2輪車と車のクラクション、落書きと犬の糞、古くて汚いビルにかけてある洗濯物。どれをとっても、香港の九龍あたりの景色です。懐かしいわけです。何故か、こういうところに来るとほっとしてしまいます。東南アジアと一つ大きく違うのは教会です。いたるところに教会があり、教会に入ると、外の汚れと喧騒とは別世界です。静寂な雰囲気と豪華な絵画、フレスコ画、ステンドグラスと彫刻は半端ではありません。やはりここは、ヨーロッパなのだと実感します。途中で、ジェラートを食べながら、安い庶民の味を買い込んでホテルまで戻り、ホテルのそばのカフェでコーヒーをテイクアウトし、ホテルの部屋でナポリ庶民の味を楽しみました。昨夜の高級レストランとは対照的な夕食でした。
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3日目です。
昨日歩いた距離は半端でなく朝起きると足が痛みました。まず、カプリ島のインフォメーションに電話を入れると今日も“青の洞窟”はクローズでした。それでも、痛い足を引きずりながらナポリの街へ。まず、ホテルからそれほど遠くないガイドブックが推薦する考古学博物館(入場料は6.5ユーロ)まで歩きました。ここも“凄い”の一言です。大きなギリシャの神々の彫刻、と昨日の復習でポンペイの遺跡から運ばれた遺物の数々。これでもかと見て来ました。足の痛いのも忘れて夢中になって歩くこと2時間強。博物館を出てきたら、ちょうどお昼で、博物館そばのガレリアを抜けて、観光客好みのカフェに入り、直ぐにピザを注文しました。ここのシェフのお勧めピザは合格点。やはり、ピザはナポリが一番です。
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それから、また、汚い下町へ繰り出し、昨日素通りした教会を見学。ナポリの教会の数はミラノをはるかにしのぎます。それも大きな教会ばかり。入った教会の地下には、ローマ遺跡があり、そこも見学しました。但し、地下はここだけで無く、街の中に地下への入口が数ヶ所あります。カタログを見ると、ナポリの地下は、ローマ時代の水道、劇場とその地下設備など、ローマ遺跡の宝庫とのこと。興味は湧きましたが、昨日はポンペイでローマ遺跡をいやっというほど見ているので、一箇所見れば、他も同じだろうとの考えで、他の地下設備は見ずにホテルに戻って一休みしました。
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ホテルで1時間ほど一休みをすると、直ぐに元気も回復して、夕方の街へと繰り出しました。ホテル近くのお城と宮殿に向かい、豪華な宮殿を足早に見学後、繁華街へと繰り出しました。土曜日夕方(と言っても7時半ころ)の繁華街は、すごい人波で、ナポリの人口の多さを実感出来ます。ここも、ミラノと同じように7月のサルディ(セール)なのです。
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ひと通り、繁華街を見て回り、夕暮れの海を見に海岸へ行くと、太陽に沈む直前の海はとっても綺麗でした。ナポリ湾から、夕日の中のヴェスビオ火山とカプリ島のシルエットは最高でした。例によって、もう見馴れましたが、若いイタリア人カップルがいっぱいです。そのまま、海岸線をサンタルチアへ向かって散歩し、サンタルチアの岬の先にある卵城に吸い込まれるように入っていくと、予想通り、卵城の周辺は、海の見えるレストランが並んでいました。観光客には、どのレストランが美味しいのか判断するのが難しいのですが、比較的客の入っているレストランを選んで直ぐに座り注文すると、周りの席は直ぐにいっぱいになり、店は超満員で机と椅子を急遽増やす状況になりました。このレストランは大正解でした。シーフード料理も店のムードも最高。値段もリーズナブル。お腹も一杯で満足してホテルに戻りました。ナポリに来たら、サンタルチアでの夕食ははずせません。
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4日目です。
最後のチャンスでカプリに電話すると、今日も“青の洞窟”は高波でクローズ。ここまで来るとポンペイ、ナポリと充分以上に観光しているのでショックはありません。また、ナポリに来る理由が出来たくらい前向きに捉えていました。今日もナポリの街は快晴です。ガイドブックに載っていた第2次世界大戦で壊れて修復された修道院行ってみると、そこはなんとホテルの窓から見えていた気になっていた修道院でした。次に、ケーブルカーで丘の上の教会とお城へと向かいました。大して期待はしていなかったのですが、ここも中々の観光名所でした。またまた、お城の城壁の上から、ナポリの街、山と海を見渡し、やはり、ナポリは街と山と海を遠くから眺めるのが一番と確信しました。遠くからなら汚いゴミだらけの街もきれいに見えます。まさに、“ナポリを見てから死ね”の景色です。しかし、この丘の上の街はゴミも散乱して無く、とてもクリーンでした。やはり、丘の上は山の手で高級住宅街なのでしょう。そう言えば、住んでいる人も背が高くミラノのイタリア人みたいです。やはり、ナポリの下町は別の国(こっちが本当のイタリア?)なのかもしれません。
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丘の上の城壁からのきれいな景色でこの旅を終わりにしたかったのですが、現実はそうは行かず、また、あの懐かしい匂いのする汚い街を通り抜けます。ナポリの歴史地区は世界遺産ですが、個人的にはこの汚い下町とそこに住むナポリ人(“すり”や強盗は除く)の人情こそが世界遺産だと思います。散々、汚い街と貶していましたが、ナポリは大好きな町のひとつです。街が汚いということは、そこには歴史があり、文化がある証拠です。逆に、余りにきれいな街(シンガポールのような街)には文化を感じることがありませんので、どうしても愛着が湧いてこないのです。
ナポリ最後のランチはやはりピザとなりました。ミラノにもあるソロピザ(ナポリ本店)という名のチェーン店です。12種類の味のピザは中々の物でした。
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食事の後、バスでナポリ中央駅へ行き、そこからバスで空港へ。空港行きのバスは、たった3ユーロでエアコンつき、それに、空港まではわずかに20分でした。ナポリに着いたときのあのタクシーは何だったのか。近道といいながら、バスよりも時間がかかり、15ユーロの料金に10ユーロを上乗せして払わされ、完全に、“ぼったくり”と確信しました。ナポリは、タクシー以外の交通機関は、ミラノと同様に格安です。但し、ミラノよりも多少リスクは大きいかもしれません。でも、“ぼったくり”のタクシーよりはましです。そんな訳で、夕方の6時に無事にリナーテに到着して、3泊4日の旅も無事に終了しました。今回の旅行では、ナポリのタクシーとカプリ島のレストランで“ぼったくり”(?)に会いましたが、“すり”や強盗のような怖い目には会っていません。ナポリの“すり”はイタリアでも有名で、イタリア人でも警戒しているとのこと。“すり”や強盗に会うとせっかくの楽しい旅行気分も台無しです。実際に、バスの中では、“すり”らしき人も2度ほど見かけました。何事も起こらずに済んだ今回は良い旅行だったと思います。

あとがき
後から気づいたのですが、ナポリに行ったら、直ぐにカンパーニャ・アルテカードを購入すると、観光に便利な上にかなりお得とのこと。3日間で、ナポリ内だけの13ユーロとポンペイまでをカバーする25ユーロの2種類があります。13ユーロのアルテカードでは公共交通の費用と2つまでの入場料が無料、25ユーロのアルテカードでは、それにポンペイまでの交通費(往復で4.8ユーロ)と入場料(11ユーロ)が含まれます。他の加盟美術館も半額でOK。従って、入場料は8~12ユーロなので、入場料だけでも、元は取れるようになっているのです。それに、公共交通機関は乗り放題ですから、いちいち切符を買わなくて済むので絶対にお得です。カードはアルテカードの表示のあるタバッキや空港、駅で購入できるので、空港又は中央駅について直ぐに購入すると良いと思います。
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Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

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