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2010-10-17(Sun)

オッスッチョ(サクロ・モンテ)

変な名前ですが、ロンバルディア州コモ県にある人口が900人ほどの小さな村です。コモ湖の西岸のコロンノとレンノの間に位置していて、コモ湖にはコマチネ島が真正面に見えます。小さな村といっても、コモ湖の湖畔の道は“女王の道”(Strada de Regina)と呼ばれていて、コモ湖のリゾート地延長上にあり、観光客を運ぶ交通量の多いところです。そんな湖畔から山の方向500メートル入ったソッコルソの丘にヴァレーゼと同じ配置で造られた“ロザリオの祈り”のサクロ・モンテがあります。
29082009_03_オッスッチョの道_01 29082009_06_礼拝堂9_01 29082009_05_礼拝堂1_02
29082009_06_礼拝堂6_03 29082009_06_礼拝堂9_02 29082009_07_礼拝堂10_02

他のサクロ・モンテがそうであるように、この地も1500年に聖母マリアの教会が建てられてから聖域とされていて、そこに17から18世紀にかけてヴァレーゼを模してサクロ・モンテが造営されたのです。このサクロ・モンテには湖の畔からずっと登りです。一番低いところにある1番礼拝堂から最後の14番礼拝堂を過ぎて聖母マリアを拝した聖域教会は標高419メートルです。但し、ここからも更にのぼりの山道が続いています。山道は更に険しくなり狭くなっていきます。この道は標高800メートルにある15世紀に建てられたサン・ベネディット修道院まで行っているそうです。
29082009_08_サントゥアリオ_01 29082009_08_サントゥアリオ_05 29082009_09_周りの景色_01

とても標高800メートルまでは行けませんので、教会の少し先まで行き、コモ湖とそこに浮かぶコマチネ島、コモ湖の周りの山々の雄大な景色を眺めてソッコルソの丘を降りました。この先にあるサン・ベネディット修道院は余りにも辺境にあるため放棄されて廃墟になっていたそうです。最近になって歴史的な価値が評価されて復元作業に入ったそうですが、その作業も大変なので滞りがちだという話です。
29082009_09_周りの景色_02 29082009_09_周りの景色_11 29082009_11_下がってからの景色_02

湖畔には“女王の道”を含むコロンノ・レンノ間10キロ強に及ぶ“グリーンウェイ”と呼ばれる散歩道があります。この道沿いには古い教会、ローマ遺跡、昔のままの小さな路地があります。道路わきには“グリーンウェイ”の標識があり観光客にもわかりやすくなっています。オッスッチョ村湖畔にもサンタ・マリア・マッダレーナ教会があります。この教会は1169年の記録にその名を見ることが出来る古い教会で、石造りのロマネスク様式の風情ある教会です。教会脇の湖畔の道から湖に出る細い石畳の路地は、教会の壁と同じような石塀に囲まれた昔ながらの路地裏です。
29082009_12_SMマッダレーナ教会_02 29082009_12_SMマッダレーナ教会_03 29082009_13_帰り道の景色_03

湖に出ると目の前にコマチネ島と島にある古い教会まで見ることが出来ます。その向こうに見える対岸の街と山々、その上の青空がくっきりと澄んだ湖に写っています。湖の岸辺には、それとは別世界のように、日光浴と水遊びをしているたくさんの観光客が残り少なくなった夏の日差しを楽しんでいました。
29082009_11_下がってからの景色_07 29082009_13_帰り道の景色_01 29082009_13_帰り道の景色_02

こうしてここに来てみると、コモ湖にサクロ・モンテだけを見に来るのは間違っているような気がします。コモ湖のヴィラで家族とゆっくりしながら水辺のレジャーを楽しみ、湖畔や山を散策し、そのついでにコモ湖畔の貴族や有名人のヴィラやサクロ・モンテを訪ねるのが王道なのです。

オッスッチョにはLe Nord線のコモ・ラーゴ駅出口の右側にあるバス・ステーションからバスに乗ります。バスは湖に沿って走るManaggio-Colico行き(ASFバス、Linea C10)で土曜日でも1時間間隔にあります。コモ湖周辺はミラノのリゾート地ですから、日曜祝日でも、本数は少なく1~2時間間隔となりますがバスはちゃんとあります。チケットはバス・ステーションの切符売り場で買います。片道2.5ユーロですが必ず往復分を買ってください。バスは車内放送もなく淡々と走っていくだけです。コモの街を抜けると湖畔の道を右回りで走りますので、コモ湖を眺めながらいくつかの観光地を通ると、素晴らしい景色に目を奪われて、直ぐに、どこを走っているのかがわからなくなります。従って、運転手さんに降りるところを告げて、そこに着いたら必ず教えてもらうように頼んでください。降りる停留所はオッスッチョ・スプラーノです。コロンノの街を過ぎるとコモ湖にコマチネ島が見えてきますので、そこから7,8分です。もし、通り過ぎてしまい次の停留所イソーラ・コマチネに来てしまっても大丈夫ですから、あわてる必要はありません。
停留所を降りると、道の反対側に誰かの家の入口のように階段がついた細い歩行者専用の路地があり、Via Santurioと表示があります。その路地がサクロ・モンテに通じる道です。そこからサクロ・モンテまではずっと登り道です。サン・アガタ教会の鐘楼が見えたらそこがサクロ・モンテの入口になります。但し、入口にある礼拝堂は4番ですので、1から3番の礼拝堂へは4番の脇の道を下って降りる必要があります。4番から14番及び聖域教会へはこの入口にある道を昇っていくだけです。ここからはずっと厳しい昇り坂ですから足腰が悲鳴をあげるかもしれません。コモの街への戻りも、降りたところの近く(道路の反対側です)にあるコモ方面に行きの停留所から乗ってください。
コモへは、バス乗り場に近いコモ・ラーゴ駅で降りたほうが良いので、Le Nord線を利用したほうが良いと思います。多分、バスは、イタリア国鉄の駅のそばの停留所にも停まると思いますが、停留所がどこなのか調べていません。
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Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

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