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2010-10-28(Thu)

オペーラ、ミラソーレ修道院

また、ミラノに戻ってきました。ミラノの南部のロンバルディア平野の中には3つの名の知れた修道院があります。先に紹介したキアラヴァッレ修道院、ヴィボルドーネ修道院と今回訪ねたミラソーレ修道院です。ミラノの南東10キロにあるオペーラという名の街の北のはずれの穀倉地帯にあります。ここには、ロンバルディア州最大規模の米、酪農農家があります。酪農主体のミラソーレ農場と米の生産主体のモンタルバーノ農場からなっていることから、ミラソーレ・モンタルバーノ農場と呼ばれています。
20092009_01_ミソラーレへの道_01 20092009_04_ミソラーレ修道院外_01 20092009_04_ミソラーレ修道院外_07

ミラソーレ修道院は、ヴィボルドーネ修道院から100年遅れて、13世紀にウミリアーテによって建てられました。ウミリアーテが消滅した後、1582年にこの修道院は所有権をミラノ大学に移されています。その後、1797年にミラノのオスペダーレ・マッジョーレ(病院)に所有権が渡っています。実際に、修道院は16世紀から使われていなかったので、ほとんどが廃墟となっていましたが、1980年に、この修道院を15世紀の状態に戻すべく改修工事が始まりました。既に30年経っていますが、教会と一部の建物が終わっているだけで、まだ改修工事は続いています。オスペダーレ・マッジョーレの医療の歴史に関する古い図書は、既にここに移されていて、将来は、同じくオスペダーレ・マッジョーレの絵画のコレクションもここに移して一緒に管理されることになるそうです。
改修工事が終わって、現在公開されているのは修道院教会だけです。修道院の門を潜って中の敷地の北東の角に14世紀後半から15世紀前半に建てられた“聖母マリア被昇天”の修道院教会があります。単身廊の小さな教会で屋根は木造瓦葺です。横に聳える小さな鐘楼は13世紀に建てられたものが現存しています。内部の祭壇と礼拝堂には、建設当時に描かれたフレスコ画が残っています。
20092009_02_ミソラーレ修道院_04 20092009_03_ミソラーレ修道院教会_03 20092009_03_ミソラーレ修道院教会_06

修道院の中庭と回廊部分は、改修工事が進められていて中に入ることが出来ません。この回廊には、太陽・三日月の中に顔が描かれた彫刻があり、この模様が現在のミラノの紋章の原型だそうです。残念ながら、工事中に付き見ることは出来ませんでした。
20092009_02_ミソラーレ修道院_03 20092009_02_ミソラーレ修道院_06 20092009_04_ミソラーレ修道院外_03

ミラノからバスで、高速道路の環状線の直ぐ内側まで来て、そこから歩いて、高速道路の下を潜って穀倉地帯に入ります。南北に入る高速道路の歩道橋を越え、畑の中にある一直線の並木道を歩いていくとミラソーレ修道院に突き当たります。ミラノは、この高速道路環状線の内側と外側では大違いで、外側は長閑な田園地帯が広がっているのです。並木道ではジョッギングや散歩を楽しむ人が行き交っています。ここには、都会の喧騒はまるでありません。野鳥も人間を警戒することなく自由を満喫していました。
20092009_01_ミソラーレへの道_02礼拝堂 20092009_05_野鳥_02 20092009_02_ミソラーレ修道院_02

ミラソーレ修道院へは、ミラノのATMバス99番が便利です。99番のバスはヴィジェンティーノからリパモンティ通りをオペーラのノヴェラスカまで行っています。ミラソーレ修道院へはノヴェラスカから歩いて行きます。ヴィジェンティーノは地下鉄M3のコルヴェット駅から西に2キロほどのところですので、コルヴェット駅から95番のバスに乗ってリパモンティ通りに出て、そこで99番に乗り換えることになります。又は、ドゥオモから24番のトラムでヴィジェンティーノまで行って乗り換えることも出来ます。料金は、真直ぐに行けば1ユーロ75分の範囲内ですから、1ユーロで最後まで行くことが出来ます。
ノヴェラスカの停留所からは高速道路環状線方向(南)に歩いてください。高速道路の手前を左に曲がり、オペーラのゴルフコースの方向に行きますと、高速道路の下を潜る通路があります。通路を抜けると、急に田舎の田園風景が広がります。そこから高速度道路環状線に沿って西に進むと南北の高速道路があり、歩行者用の立体交差を通って高速道路を越えると1本の並木道があります。後は、その並木道を真直ぐ歩き、突き当りがミラソーレ修道院です。停留所から15分ほど歩けばミラソーレ修道院に着きます。
高速道路の先は自然がいっぱい残っている別世界です。ミラソーレ修道院までイタリアの穀倉地帯の田舎の雰囲気をたっぷり味わえる散策が出来ます。
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Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

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