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2010-11-18(Thu)

トッレキアラ

トッレキアラはエミリア・ロマーニャ州パルマ県にある山の上のお城です。パルマから南の山の方向に向かって、最初の山の上にあります。ピアチェンツァとパルマ県の観光ガイドは、周辺の保存状態の良いお城を紹介していますが、その中で最も保存状態の良いお城一つです。この日は素晴らしい天気の日曜日ということもあって、たくさんの観光客が来ていました。このお城は、昔からあったお城の上に、14世紀半ばにパルマの北15キロにある街、サン・セコンドの領主であったPier Maria Rossi伯爵によって、彼の愛人であったBianca Pellegriniの住居として建てられました。従って、最初から戦いのためのお城ではなかったので、今日に至るまで改修する必要がなかったのです。

日曜日と言うこともあり、パルマからのバスは本数が少なく、帰りのバスのチケットだけ購入して、タクシーで来てしまいました。パルマの街を抜けて葡萄畑の中を走っていると、遠くから、山岳地帯に入る手前の一番最初に見える山の上にこのお城が見えてきました。この温暖な葡萄園に囲まれたこの地は、愛人のお城には最適の場所に思えます。

25042010_10_トッレキアラ・城外からの城と景色_012 25042010_10_トッレキアラ・城外からの城と景色_018 25042010_10_トッレキアラ・城外からの城と景色_011

タクシーはこの山の中腹にある城門まで連れて行ってくれました。山の麓の駐車場も、山の中腹までの道の脇にも観光客の車が並んで駐車しています。城門の中に入ると、お城の周りには、城壁で囲まれた小さな空間に、石で作られた民家、教会にお墓があります。きっと、教会とお墓はお城の付帯設備のようなもので、街から離れたこの地で暮らす愛人が不自由を感じないようにしたのでしょう。石で造られた民家は愛人に使えていた人たちの住まいだったのだと思います。これらの中世のまま残されている建物で囲まれた石畳の道を歩くと、14世紀の時代にタイムスリップしたようです。但し、これらの建物の一部は、レストランやお土産屋として使われています。
25042010_10_トッレキアラ・城外からの城と景色_001 25042010_01_トッレキアラ・入口_003 25042010_03_トッレキアラ・村_012
25042010_03_トッレキアラ・村_015 25042010_04_トッレキアラ・教会_001 25042010_05_トッレキアラ・景色_003

この日はお城の入場券(5ユーロ)が無料になる日でした。観光客が多い理由がわかりました。チケット売り場の女性が、その理由を説明してくれたのですが、イタリア語なので理解不能でした。お礼だけ言って城の中へ進むと、やはり、今までに見たお城とは違って、トーチカや城壁に銃を撃つための穴が開いていません。要するに、このお城では戦えません。建物に入る手前は広いテラスのようになっていて、そこから周りの葡萄園とその先の山々の景色が一望できます。青い空と周りの緑が目にしみるほど素晴らしい景色でした。
25042010_06_トッレキアラ・城の外観_005 25042010_09_トッレキアラ・城の外観_006 25042010_07_トッレキアラ・城からの景色_001

お城の中に入るとたくさんの部屋はフレスコ画で覆われています。それも、すべて明るいイメージのフレスコ画で、暗い宗教画や戦争の絵は一つもありません。インターネットの情報では、地震による被害でフレスコ画を修復中とありましたが、もう、修復は終わっているようで全部を観賞することが出来ました。また、オペラの衣装も飾られていて、アイーダのエジプト衣装や蝶々夫人の着物も展示されていました。ここは何から何まで平和なムードで包まれています。建物のポルチコで囲まれた中庭には、井戸があります。建ててから600年以上も建つのに、中庭から建物を見てもほとんどダメージがありません。本当に綺麗なお城です。これまで見てきた中世のお城の中でも一番綺麗でした。
25042010_08_トッレキアラ・城の内部_001 25042010_08_トッレキアラ・城の内部_006 25042010_08_トッレキアラ・城の内部_011
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トッレキアラは、パルマの南15キロのところにあります。平日・土曜日には、パルマの駅前からTEPバスで30分(料金2.35ユーロ)の位置です。但し、日曜日のバスは1日に2本しかありません。従って、この日は、パルマへの戻りのバスの時間に合わせて、タクシーで行くことにしました。タクシーなら20分で着いてしまいます。但し、料金は30ユーロ弱でしたので、バスの10倍以上です。パルマから平地を抜けて最初の山の上のお城ですから、写真でわかるように、かなり遠くから山の上のお城が見えます。遠くから見てもとても綺麗なお城です。

パルマに近い観光地ですから観光客も多く、お城の周りにはレストランもいっぱいあります。ドライブがてら来ているイタリア人家族が多く、お昼時には、どのレストランも満員でした。でも、この日2本しかないバスでパルマに戻った人は、私以外に誰も居ませんでした。ミラノ辺りから車で来ている人が多いのだと思います。
25042010_09_トッレキアラ・城の外観_005 25042010_09_トッレキアラ・城の外観_007 25042010_11_トッレキアラ・レストラン_002

ミラノとパルマ間は、イタリア国鉄で、2時間間隔で普通列車の直通がありますので、行く時はその列車を使うと便利です。帰りも2時間間隔で普通列車の直通がありますが、その合い間にピアチェンツァ乗換えの普通列車もありますので、ミラノへは1時間に1本の普通列車があります。普通列車なら所要時間1時間半強で料金は片道8.4ユーロです。また、インターシティやユーロスターもありますので、夜の9時過ぎまで問題ありません。
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Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

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