2010-12-01(Wed)
メッシーナ
パレルモから列車でタオルミーナへ移動する途中、乗換駅であるメッシーナの街を観光しました。シチリアの中では列車による移動は避けたほうが良いと言われています。単線路線が多いので、1本の列車が遅れると全部の列車が遅れてしまうからです。ですから、シチリアの人は、なるべく長距離バスで移動しているようです。但し、パレルモとメッシーナ間は、列車のほうが良いと、シチリア在住の方に推薦されました。理由は、この路線の車窓から見えるティレニア海の眺めが素晴らしいからです。思ったとおり、列車は汚くて、綺麗な窓の席を探すことから始まりました。でも、列車はがらがらでしたので、比較的綺麗な窓の席を確保して時間通りに出発し、車窓を楽しみながら、時間通り11時にメッシーナに到着しました。タオルミーナに行く列車まで1時間15分の待ち時間があります。
メッシーナ駅から街の中心であるドゥオモ広場まで歩くと15分くらいかかります。バスもあるのでしょうが、バスの待ち時間がもったいないので歩きました。
メッシーナのドゥオモは12世紀にノルマン様式で建てられたのですが、1900年初頭の地震で大部分が崩壊して、その後建直しにかかったものの第2次世界大戦でまた崩壊してしまい、現在の建物は、その後に全面的に建直されたものです。この教会もキリストのモザイクが印象的でした。
ドゥオモの周りには、どの時代のものなのかはわかりませんが、遺跡があります。シチリアのどの街もローマ時代又はそれ以前のギリシャ時代に起源をおいています。メッシーナもその時代からの街ですので、それが、ローマ時代の遺跡と言われても不思議ではありません。或いは、12世紀のドゥオモの跡かもしれません。
12時に近づくに連れて、ドゥオモ広場にたくさんの観光客が集まってきました。何が始まるのかと聞いて見ますと、ドゥオモの鐘楼の時計はからくり時計で、12時に、そのからくり時計が動き出すとのこと。金色のライオン、鶏と塔の中からからくり人形が出てくるそうです。列車の出発時間が12時15分ですので、15分の道のりを考えるとかなり厳しい状況でした。それでも、早足で駅に向かえば何とかなるとの判断で、2,3分だけ見て、駅に急ぎました。無事に出発1分前に到着して、予定通りタオルミーナに向かいました。
パレルモからメッシーナまでは普通列車で3時間弱です。後で聞いた話では、普通列車はトラブルも少なく遅れることは余りないそうです。車窓からのティレニア海の眺めも良く、楽しい3時間の列車の旅でした。
次は、タオルミーナです。
メッシーナ駅から街の中心であるドゥオモ広場まで歩くと15分くらいかかります。バスもあるのでしょうが、バスの待ち時間がもったいないので歩きました。
メッシーナのドゥオモは12世紀にノルマン様式で建てられたのですが、1900年初頭の地震で大部分が崩壊して、その後建直しにかかったものの第2次世界大戦でまた崩壊してしまい、現在の建物は、その後に全面的に建直されたものです。この教会もキリストのモザイクが印象的でした。
ドゥオモの周りには、どの時代のものなのかはわかりませんが、遺跡があります。シチリアのどの街もローマ時代又はそれ以前のギリシャ時代に起源をおいています。メッシーナもその時代からの街ですので、それが、ローマ時代の遺跡と言われても不思議ではありません。或いは、12世紀のドゥオモの跡かもしれません。
12時に近づくに連れて、ドゥオモ広場にたくさんの観光客が集まってきました。何が始まるのかと聞いて見ますと、ドゥオモの鐘楼の時計はからくり時計で、12時に、そのからくり時計が動き出すとのこと。金色のライオン、鶏と塔の中からからくり人形が出てくるそうです。列車の出発時間が12時15分ですので、15分の道のりを考えるとかなり厳しい状況でした。それでも、早足で駅に向かえば何とかなるとの判断で、2,3分だけ見て、駅に急ぎました。無事に出発1分前に到着して、予定通りタオルミーナに向かいました。
パレルモからメッシーナまでは普通列車で3時間弱です。後で聞いた話では、普通列車はトラブルも少なく遅れることは余りないそうです。車窓からのティレニア海の眺めも良く、楽しい3時間の列車の旅でした。
次は、タオルミーナです。
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