--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-12-07(Tue)

ヴェローナ

ヴェローナには1年半前に1泊旅行で観光してから、どこかに行くときに通過や乗換えで立寄るだけで、街の中は長い間ご無沙汰していました。しかし、ミラノに住んでいて、ご無沙汰していてはもったいないような素晴らしい街なのです。イタリアの観光地の中でも、日本人には、ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェの次に人気があります。今回ヴェローナに来た理由は、金曜日の夜にアリーナで行われるオペラを見るためです。当初の予定は夕方にヴェローナに入り、オペラを見て1泊する予定でしたが、当日、イタリア名物のストライキがありましたので、列車の運行が不規則になるのを恐れて、仕事をお休みして、ストライキの始まる前の時間にヴェローナに入ってしまうことに変更したのです。従って、ヴェローナには朝の10時過ぎに到着して、オペラまでにゆっくりとこの素晴らしい街を歩き廻りました。前回来たときに、主たる観光スポットは訪ねていることもあり、今回は食事と街歩きが主体です。

ヴェローナは、ローマ時代からの古い街です。従って、街の中にはローマ時代の遺物がたくさん残されています。その後、スカリジェリ家等のロンバルディ領主による統治が続いた後、ヴェネツィアによって支配されていたことで、現在でもヴェネト州に属しています。今回、オペラを見るアレーナもローマ時代の遺物です。2000年もの間変わらずに、今でもたくさんの観客を収容してオペラを開催できるのですから驚きです。ヴェローナは相変わらず観光客で溢れています。この日もアレーナのあるブラ広場にはオペラの舞台設備が仮置きされていて、その周りにはたくさんの観光客がいます。
25062010_01_ヴェローナ_008 25062010_01_ヴェローナ_027 25062010_01_ヴェローナ_033

ヴェローナの街は完成された観光地なのだと思います。どこを切ってもヴェローナなのです。2度目ですが、ヴェローナカード1日券(10ユーロ)を購入してたっぷりと味わうことにしました。最初に、前回入らなかったブラ広場入口にあるマッフェイアーノ博物館で、ギリシャ、ローマ時代の遺跡のコレクションを見ました。目立たない博物館なので観光客も少ないのですが、なかなかのコレクションがあります。
25062010_01_ヴェローナ_020 25062010_01_ヴェローナ_018 25062010_01_ヴェローナ_022

見所の多いヴェローナでは時間が過ぎるのが早いような気がします。直ぐに昼食の時間となり、アディジェ川近くにあるヴェローナに2件しかないスローフード・レストランの1つに入りました。このレストランは“大あたり”でした。レストランのご主人の息子さんは日本語を話せますので、メニューも日本語が用意されていました。但し、息子さんと話をしたところ、ほとんど日本人のお客が来ないので得意の日本語を使う機会が少ないと嘆いていました。味も良く内装も素敵なレストランだったのでお勧めです。
25062010_01_ヴェローナ_047 25062010_01_ヴェローナ_050 25062010_01_ヴェローナ_041

美味しいスローフードでお腹を満たした後に、レストランの近くにあるジュリエットのお墓を訪ねました。ここも、ヴェローナではマイナーな観光地スポットです。お年寄りのガイドさんの流暢な英語の説明によりますと、第2次世界大戦で破壊された古い教会を修復して博物館にしたそうで、宗教画や聖遺物が展示されています。ここに、ジュリエットの墓があったのは偶然のようで、たまたま戦争で被害を受けなかったのが礼拝堂とジュリエットの墓だったようです。
25062010_01_ヴェローナ_063 25062010_01_ヴェローナ_057 25062010_01_ヴェローナ_067

ジュリエットの墓を見たら、やはり、ジュリエットの家も見たくなりました。このもっともメジャーな観光スポットは、もちろん、1年半前にも訪ねています。ブラ広場からエルベ広場までのメインストリートは、観光客でいっぱいです。エルベ広場には、屋台の店が並んでいて、その間をたくさんの観光客が行き来しています。冬と夏の違いはありますが、前回来たときと同じヴェローナの光景です。
25062010_01_ヴェローナ_037 25062010_01_ヴェローナ_039 25062010_01_ヴェローナ_078
25062010_01_ヴェローナ_082 25062010_01_ヴェローナ_086 25062010_01_ヴェローナ_079

ジュリエットの家の入口にはジュリエットへのメッセージを書いたメモがたくさん貼り付けられているのも同じ光景です。ジュリエットの部屋のバルコニーと中庭の銅像にはたくさんの観光客がたたずんでいます。銅像のジュリエットの左胸は、たくさんの観光客に触られて異常なほど光っています。ジュリエットの胸と言えば、家の中に飾ってある胸を露出してロメオを呼んでいるジュリエットの絵が何を意味しているのか、ここに来る度に考えてしまいます。
25062010_01_ヴェローナ_090 25062010_01_ヴェローナ_093 25062010_01_ヴェローナ_097

ジュリエットの家の後はロメオの家なのですが、ここは個人の家として使っているのでしょうか、いつも門が閉じています。それより、前回来たときは修復中で見ることが出来なかったスカリジェリ家の聖廟が立派に修復を終えて、素晴らしい彫刻を公開していました。
25062010_01_ヴェローナ_103 25062010_01_ヴェローナ_105 25062010_01_ヴェローナ_111

ヴェローナにはその他にも見所がいっぱいあります。教会にお城、川の向こうにはローマ劇場の遺跡と博物館もあります。今回はそれらをパスして、最後は大好きな街歩きです。本当に、どこに行っても、どこを歩いても、ここはヴェローナなのです。ローマ時代からロミオとジュリエットの時代までが、この街のどこにも詰まっているのです。
25062010_01_ヴェローナ_122 25062010_01_ヴェローナ_120 25062010_01_ヴェローナ_118

さて、この日の夜はアリーナのオペラです。ミラノ・スカラ座のオペラとはかなり雰囲気が違いますが、高い席の観客は正装をしています。こちらも一応上着を着て会場の中に入りました。長い夏の陽は、オペラの開始時間の9時15分でも明るさが残っています。会場は満員で予定通りオペラは始まりました。題目は、数少ない、知っているオペラの1つ、ヴェルディのアイーダです。舞台装置はミラノのスカラ座よりも大きくて立体的で、観客も多く、内容も素人受けするようにアレンジを加えているかもしれません。主役のアイーダは細身のオペラ歌手でしたが、その素晴らしいソプラノはすべての観衆を魅了したようです。彼女への拍手が一番大きかったことでも証明されています。最後は、“ビバ、ヴェルディ”の掛け声で3時間のオペラが終わりました。途中、2回の幕間を挟んで、最後までたっぷりと楽しませてもらいました。オペラが終わってもアレーナの周りには、オペラの余韻を楽しむかのように、たくさんの観客がカフェに座り込んで話をしています。長い一日でしたが、充実した1日でもありました。
25062010_02_ヴェローナ_オペラ_013 25062010_02_ヴェローナ_オペラ_014 25062010_02_ヴェローナ_オペラ_016 25062010_02_ヴェローナ_オペラ_025

ミラノからヴェローナへの列車に関しては、これまでも何度か紹介していますので、前の報告を参考にしてください。ヴェローナの駅からアレーナのあるブラ広場までは歩いても10分ほどです。もちろん、バスもありますからバスを利用しても構いません。ヴェローナカードを購入すれば、市街地の交通機関は無料で利用できます。ヴェローナカードは1日券が10ユーロですから、博物館等に2度入って、交通機関を1回利用するだけで元は取れますので、かなりお得になります。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
プロフィール

matsuohj (パパロンチーノ)

Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
カテゴリー名や都市名を記入して、読みたいブログを検索して下さい。
全記事表示リンク
イタリア赴任中に訪ねた115ヶ所の街や村のブログもリストされています。

全ての記事を表示する

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2カウンター
ブログの訪問者数です。
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
海外情報
374位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ヨーロッパ
101位
アクセスランキングを見る>>
にほんブログ村ランキング
クリックしてください
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
ブログランキング

FC2Blog Ranking

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。