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2010-12-10(Fri)

コンピアーノ

世界遺産と大きな街が続きましたので、久しぶりの小さな街・村への訪問でした。コンピアーノは、イタリアの「最も美しい村」に選ばれているパルマの南に位置しているアペニン山脈タロ渓谷にあるお城を中心とした城壁に囲まれた人口1000人ほどの小さな村です。パルマで貰った観光ガイドにある写真を見て美しいお城だったので、以前から来たかったのですが、なかなか良いルートが見つからずに先延ばしになっていたところです。ここのお城は紀元1000年頃に建てられたそうですが、13世紀から、ランディ家がイタリア記録である450年の長期にわたって封建領主としてここに住んでいたそうです。このランディ家は、モナコ皇室初代皇帝の母方にあたり、1992年にモナコ皇室が、そのルーツとして、ここを訪れたそうです。1987年までこの城にはマルキオネーゼというご婦人が住んでいて、彼女が、刑務所として使われていたこのお城をランディ家当時の状態に蘇らせたそうです。

コンピアーノに一番近いイタリア鉄道駅は、ボルゴ・ヴァル・ディ・タロ(直訳すると“タロ渓谷村”)です。山の中の田舎駅ですが、駅員もバールもある立派な駅でした。駅のバールでバス・チケットを購入し、駅前からバスに乗り20分ほどでコンピアーノ村の麓に到着しました。イタリアの田舎は、汚い街中とは全く違って本当に綺麗です。それに、田舎の人は皆親切です。バス停からは、丘の上のコンピアーノ村が見えますので、その方向に歩き、余り整備されていない歩行者用の山道を登って、10分ほどでコンピアーノ村の入口に到着しました。
03072010_02_Compianoバス停傍_002 03072010_02_Compianoバス停傍_006 03072010_02_Compiano村への山道_003

ここもお城の周りに石の民家が建てられていて、その周りを城壁で囲んだ典型的な「最も美しい村」のスタイルです。唯、この村は、民家の間を縫うような迷路の小路の他に、城壁沿いにも小路があり、周りの景色を見ながら散策が出来ます。3,4分歩いて、小さな村でも絶対にある村の広場に出ると、もちろん、そこからの景色も最高です。
03072010_03_Compiano入り口_013 03072010_04_Compiano村の道_003 03072010_04_Compiano村の道_002

広場から、綺麗な花で飾られた小路を登ると、小さな丘の上にコンピアーノ城があります。このお城は戦災で破壊されることなく(一部の17,8世紀建物を除き)15世紀当時の建物がそのまま残っています。
03072010_05_Compiano村の広場_003 03072010_06_Compiano村並_001 03072010_06_Compiano村並_006

お城の中は、7,8月の週末と日曜日だけ開く博物館があり、その他の部分は高級ホテルになっています。こんなホテルに泊まってみたいですね。博物館はガイド付きのツアーとなり、撮影禁止です。この日は、まだ午前中だったこともあり、他に観光客もなく、英語の出来る若くて綺麗な女性ボランティアのガイドがマンツーマンで案内してくれました。ランディ家やマルキオネーゼ夫人の話とナポレオンの部屋を初めとする中世の家具や装飾品・絵画で飾られたお城の中の部屋は、7ユーロの入場料以上の価値がありました。通常は30分のツアーですが、ガイドの若い女性と日本の話で盛り上がり、予定時間を大分オーバーしてしまいました。最後に、お城の一番高いところから周りの素晴らしい景色の写真を撮り、この美しいお城の見学は終了しました。
03072010_06_Compiano村並_006 03072010_07_Compiano城_010 03072010_07_Compiano城_014
03072010_07_Compiano城_018 03072010_07_Compiano城_019 03072010_07_Compiano城_027

ちょうど、お城から出てきた頃から、村のあちこちに観光客が現れ始めました。この街は、まだ観光化が進んでいないので。カフェやレストランも少なく、観光客も車で立寄る程度なのだと思います。しかし、村の石畳の路地とその両側にある花で飾られている石の家々はとても綺麗で、路地を歩いているだけで楽しくなってくるほどです。
03072010_05_Compiano村の広場_001 03072010_08_Compiano村並_005 03072010_08_Compiano村並_009

丘から降りて、コンピアーノ村が良く見えるバス停の近くに真っ赤なランボルギーニが停車していました。車を見ていると、若造りの赤い格子のシャツと金のペンダントをした80歳近い老人が寄ってきて、車の自慢話を始めました。もちろん、イタリア語なので何を言っているのかわかりませんが、車の中やエンジンまで見せてもらいました。そのうち、“アリヴェデルチ”と言って、豪快なエンジン音を残して走り去りました。なんとも格好の良いご老人でした。
03072010_10_帰りのバス停傍_006 03072010_10_帰りのバス停傍_008 03072010_10_帰りのバス停傍_009

ミラノ中央駅又はロゴレド駅からピサまで行く普通列車が朝早く(ロゴレド駅発6時59分)と夕方の2本あります。これに乗ると、乗換えなし2時間35分(10.4ユーロ)でボルゴ・ヴァル・ディ・タロに着きます。又、フィデンツェ或いはパルマ乗換えなら2時間に1本の普通列車があり、所要時間は2時間30~50分となります。料金はフィデンツェ乗換えなら10.4ユーロ、パルマ乗換なら11.9ユーロです。ヴァル・ディ・タロからの帰りは、1時間に1本の普通列車でパルマに出て、乗換えてミラノに戻ります。所要時間は約2時間45分で料金は11.9ユーロです。この普通列車は、アペニン山脈の中を通りますので素晴らしい車窓を楽しむことが出来ます。
ボルゴ・ヴァル・ディ・タロ駅からコンピアーノまでは、平日・土曜日には、1時間に1本あるTEPバス・ベドニア行きに乗り、コンピアーノ・ポンテ停留所で降ります。所要時間は20分で料金は1.65ユーロです。戻りも同じバスに乗ればボルゴ・ヴァル・ディ・タロ駅まで戻ることができます。このバスは、1日に2本だけパルマ行きがありますので、パルマ行きバスに乗れば、途中のフォルノーヴォでバスを乗り継ぎますが、パルマ駅前まで直接運んでくれます。所要時間は2時間で料金は3.9ユーロです。この2時間のバスの旅はタロ渓谷を走りますので、列車と同様に、景色も良く快適です。但し、このバス路線は、日曜日には4時間に1本しかありませんので、この村に日曜日は行くのは避けたほうが無難です。
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コメント

No title

クルマはウラッコですね。
しかも典型的な70年代の装いで。
イイですねぇ~、好きですねぇ~、この時代のクルマは。

Re: No title

> クルマはウラッコですね。
> しかも典型的な70年代の装いで。
> イイですねぇ~、好きですねぇ~、この時代のクルマは。

スパートスカーナさん、

コメント、ありがとうございます。運転していたのが80歳くらいのおじいさんだったのがクルマと好対照で忘れられませんでした。イタリアの田舎に行くのは、こういう人たちとのふれあいがあるのが楽しみの一つです。
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matsuohj (パパロンチーノ)

Author:matsuohj (パパロンチーノ)
2008年10月20日から2010年8月23日までの1年10カ月ミラノに滞在。その期間、北イタリアを中心に115ヶ所の街を訪ねました。それも、ほとんどが公共交通機関を利用したものです。この経験で得た情報を一人でも多くのイタリア好きの人に伝えるためのブログです。

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